美容室に行った日。
家に帰ったら家族から「あんた美容室行ってきたやろ!」って言われる。
ダーリンやハニーとハグしようとしたら「美容室行った?」って言われる。
小さい頃、マミーがなんか髪型変わった日は、いつもと違う匂いが家中に漂ってたなぁ…
皆様は、そんな経験ありんす?
たまに「あの匂い好きです」っていう猛者もいますが、大半の方々は地味にストレスになってるかと思います。
今日は、あの匂いとオサラバ出来る画期的な処理剤が登場したので、お知らせしたいと思います。
(※カラーの匂いはまぁいいとして、ストレートのは耐えれんって人結構いるよね。特に酸性ストレートは鼻もげそうなるよね。)
あの独特の”匂い”の正体
ヘアサロンの施術中に起きている構造をなんとなくでも理解することで、少しでも価値を感じていただきたく、少しマニアックな話を。
施術で使用する薬品の代表的なものとして
過酸化水素水
というものがあります。
別名、オキシドォォォォォオル(アシタカ風に)です。
(もう一つ ブロム酸/臭素酸ナトリウムというのもあります)
これらの薬品は誤解を恐れずに言えば「劇薬」であり、人体にはあまりいい影響がありません。もちろん、美容室で使用する際は、薬事法に基づいて濃度調整が行われており、命に影響するなんてことはありません。(タマはとられません。)
私たちが日頃、目や口にしている食品や日用品の中にも、こういった薬品は使用されています。
いずれも、カラーやパーマには欠かせない薬品なのですが、これらの薬品は施術後のシャンプーやお流しだけでは完全に落とすことが難しく、髪の毛や頭皮に目に見えない形で残留してしまいます。
それが、あの”匂い”の正体と言われています。
「酸化」と「酸化物」と「活性酸素」
もちろん、残留した物質の除去が期待できる製品というのは、これまでにも存在していました。
でも、匂いが残っている=100%は取り切れていない、と捉えることも出来ます。
業界的には、それは代償とでもいうのか必要経費とでもいうのか、仕方のないことと考えられてきたのも事実だと思います。
(全国には沢山の美容室があり、そのそれぞれに考え方があると思うので善悪を論じるつもりはありません)
カラーリングもパーマも、髪の毛をものすごく酸化させる(過酸化水素水は、簡単に言えば対象をめちゃくちゃ酸化させる水です。)ので、施術中はもちろん、残留した薬剤が悪さをします。
それらの残留物を「酸化物」と呼び、放置すれば「活性酸素」という物質の生成を促してしまいます。
そもそも、”活性酸素”は悪者扱いされていますが、本来は免疫機能の維持に関与するなど、身体に良い側面もあります。しかし、過剰分泌されると、老化や病気を促進する原因となります。(現代人の生活環境ではほとんど過剰分泌になってると思われ。)
つまり、 酸化=老化 と言い換えることも出来る訳です。(いわゆるサビ)
人間は皆、いつか必ず死を迎えるので、生きているだけで老化します。(酸化する/錆びる)掘り下げれば、酸化により体内の臓器が機能不全になると考えることが出来ます。(病名は臓器の止まり方に名前がついている)
日頃、口にしている食品であったり、美容室でのヘアカラー、パーマなどでも酸化を促すことが分かっているので、ヘアダメージの大きな要因とは、毛髪内に放置された酸化物とそこから発生する活性酸素ではないのか?という見方が出来るのです。
「腐ったみかんの方程式」
毛髪や頭皮に残留している「酸化物」には様々な種類があります。
・アルカリ(カラー/パーマの薬剤)
・ジアミン(カラー剤)
・過酸化水素水(薬剤残留)
・過酸化脂質(皮脂が酸化したもの)
・過酸化トリートメント(ヘアケア類が酸化したもの)
…etc
金八先生で有名な腐ったみかんの方程式はご存じでしょうか。
「我々はみかんや機械を作っているんじゃないんです!我々は毎日人間を作っているんです!!」(激アツ)
学校にどうしようもない不良が1人いるだけで、その学校が荒れ果ててしまうという比喩で使われた言葉です。
箱に入った大量のみかんの中に、一つ腐ったみかんを投入すると、そのみかんの周りからどんどん腐敗が広がる現象のことです。
これが、毛髪や頭皮でも起きているのです。
ヘアサロンにおける酸化物や活性酸素の影響というのは、毛髪や頭皮の体力の低下に繋がり、薄毛や白髪を誘発させる一因とも言われています。
いい土からいい花が咲き、いい作物が育つように、綺麗な髪は正常な頭皮から生えてくるのです。
スキンケアは死ぬほど頑張ってるのに、頭皮や髪は割とテキトーって人、結構多い気がします。(そこのお前!胸に手を当てて考えてみるんだ!)
肌には免疫機能や新陳代謝があるので、自己防衛と細胞の入れ替わりがありますが、髪の毛は死滅細胞で出来ているので、自己補修能力がありません。
つまり、現代人の髪の毛や頭皮は、思っている以上に、シビアな状態にさらされているのです。
で、何をするの?
お待たせしました、お待たせし過ぎたかもしれません。
最もフィジカルで、最もプリミティブで、最もファティッシュに、どう髪や頭皮を守りケアするのかをご説明します。
やることは大きく2つです。
①使用する薬剤に添付して使用する
②施術後の頭皮と髪にぬったくる
これだけで、頭皮や髪に付着した反応が終了した薬剤や上記のような酸化物を根こそぎ無害な物質に変えることが出来ます。
(カラーは約99%除去、パーマは約98%除去のエビデンスがとれています)
※過酸化脂質(トリートメント)について
トリートメントやヘアオイルは物質的には「油」なので、それらが酸化した場合、毛髪内に閉じ込めておきたいトリートメントが、実は悪影響を及ぼしている可能性すらあります。
それらの残留酸化物も除去することで、常に新鮮な油を保持することが可能になります。
これまでのトリートメントや処理剤が
「どう痛めないか(どう守るか)」
とするなら
この処理剤は
「そもそも錆びさせない(可能な限り)」
という視点に立ったものです。
兎にも角にも、この2つの視点(守る・除去する)から髪の毛や頭皮のケアを捉えることで、現代人のシビアな毛髪頭皮環境に対し、確実に高いレベルのパフォーマンスを上げることが出来ると確信しています。
5年後、10年後、必ず結果が出ると思います。
もっと前からこれがあれば…
と思うけど、何事も今が最速です。
実際のお声
お客様に導入してから数ヶ月経ちましたが、非常にいいお声を頂いております。
「本当に匂いがしなかった!」と喜んでご報告していただけるお客様の笑顔を見ると、とても嬉しいものです。
他にもヘアカラーの持ちが良くなった!手触りが良くなった!なんかいい!などなど、ご好評頂いております。
自信を持ってオススメ出来ますので、是非、お試しください。
我々は、ただ髪の毛を傷めている訳じゃないんです!毎日、美しい髪とは何かを考えているんです!

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